2004年11月02日

まずは米軍再編とキャンプ座間の話

 香田証生さんがイラクでテロ組織に斬首・殺害された事件については、山ほど言いたいことがあるけど、ひとまず、哀悼の意を表すにとどめる。

 まずは、書こう書こうと思っていてのびのびになっていた、もっと身近な話題。米軍再編にともなって、とある部隊をキャンプ座間に受け入れか.....なんて見出しが新聞に載ったとき、僕はことの重大さに気がついていなかった。「米軍再編」って、日本国内の駐留部隊の再編成かな? くらいにしか考えていなかったのだ。
 これはまず間違いで、ドイツ・韓国・沖縄などに配備された、米国の在外部隊の大規模撤退の構想のことらしい。

 で、それはそれでよいとして、問題はキャンプ座間への移転、の話。これは「大規模撤退」の逆。米国西海岸・ワシントン州にある「米国陸軍第一軍団司令部」を、神奈川県の「キャンプ座間」に移す、という計画があるらしいのだ。この第一軍団司令部、というのが、東アジアにから中東(一説にはさらにバルカン半島)にまで連なる「不安定の弧」全域を管轄する司令部だそうで。そんな超・重要司令部が、我が家から5kmと離れていないエリアに移転してくるというわけ。座間市と相模原市の間に位置するこの施設、ピンと来ないかもしれませんが、周りは住宅街・人口密集地なんですよ。

 もともと日米安保条約には「極東条項」というものが含まれているそうで、これは要は、「米軍が極東で活動する場合に限り、日本国内の基地を使ってもいいよ」という条項。日本の安全保障のためだから、極東地域に関する活動なら協力しましょう、でも、それより広い地域に関する活動なら、よそでやってください、というわけだ。

 中東だのバルカン半島にまで管轄が及ぶ重要司令部の移転なんて、安保条約にも反しているし、大体、日本にとって危険ですらある。この関東郊外の住宅密集地が、パレスチナ問題にからむテロの標的にもなりうる、ってことだろう。ところが、日本政府の態度が、どうも煮えきっていないようだ。そもそも、なんでそんな重要司令部が、関東郊外の住宅密集地にやってくる、なんて話しになっているんだ?

 と、いうわけで、テロは身近な問題になりつつある。イラクにのこのこ出かけて殺害された若者の自業自得、では済まなくなるような。この話題は、まだ続きます。
posted by Honeywar at 01:10| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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