2004年02月13日

「こだわり」に異議あり

 昨日はこだわりの話をした。どうも最近「こだわりの逸品」とか「音へのこだわり」とか、「こだわり」という言葉をよく聞くような気がする。「こだわりは大切にした方がいい」という価値観もあるようだ。
 でもね、こだわり、ってそんなにいいもんじゃないんじゃないかな。
 こだわりって、「本来どうでもよいことにとらわれる狭い心」のことのはずだぞ。大工さんを例にしよう。誰の目にもつかない天井裏や、押入れの中に、見事な彫り物を施しておく、ってのは確かに「こだわり」だよな。本来どうでもよいことだから。でも、「ここの柱は、建物の強度を高めるために重要だから、節目のない丈夫な木材を使おう」とか、「下っ端職人がヘマをして、柱がゆがんでしまった。一度取り壊して、最初から立て直そう、費用はこちら持ちで」とか言うのだったら、それは「こだわり」とは言わないだろう。「新庄、いや、信条(どうして僕の辞書はこういう変換をするんだろう。まぁいいけど)」とか「矜持」とかいうものだろう。
 「大事なことだから、この原則は絶対守る」というのは「こだわり」とは正反対なものだと思う。
posted by Honeywar at 00:40| ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | Honeywarの主張 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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